6月の金峰山&馬刺し

6月の金峰山&馬刺し
タマケンひとり山岳部。
6月最初の日曜日、
金峰山に登りました。
金峰山に登るのは、
これが2回目です。
前回は、2015年3月:残雪期。
ルートは、瑞牆山荘登山口からのピストン。
初めてアイゼン&ピッケルを携行して登りました。
【2015年:金峰山記録】
登山を始めたばかりの頃で、本当キツくて、
かなりヘトヘトになった記憶があります。
いつか、
あの日と同じコースでリベンジしてやろう。
そんな思いはずっとありましたが、
今回は別のコースを選択。
大弛峠からのピストン。
標高差の少ないイージーなコースです。
以下、金峰山の記録です。
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3時過ぎ、家を出発。
大弛峠へは、
勝沼I.Cから塩山を越え、
ひたすら林道を北上して向かいます。
※林道は冬季は閉鎖されていて、
開通したのはちょうど3日前でした。
大弛峠に到着したのは6時前。
この時間で、
すでに駐車場は混雑していました。
(大人気な登山ルートです。)
6時15分スタート。
大弛峠はすでに標高2.360m。
始めは寒いくらいでした。
でも登り始めたらすぐに汗。
シラビソの尾根道。
シラビソ:マツ科モミ属。
日本の固有種です。
シラビソの縞枯現象が、
ここでもありました。
枯木の隙間から見えた富士山。
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この登りの前半戦。
私は絶不調でした。
心臓バクバク、不整脈もあり、
息が苦しくて何度も座ってしまいました。
偶然にも、
この日のYahooニュースに、
「登山6時間以内 心臓病死が多発」、
という記事が出ました。
死亡例のほぼ全てが心筋梗塞だそうです。
前半戦は、
かなりのスローペースで歩きました。
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大ナギと呼ばれる岩場。
朝日岳のピークから、
金峰山の山頂が見えました。
山頂にある五丈岩が目印です。
朝日岳からは一度下り、
それから鉄山を北に巻いて登ります。
まだ開花前のアズマシャクナゲ。
森林限界を越えました。
奥秩父で森林限界を越えるのは、
この金峰山一帯だけだという事です。
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北のほうに目を向けると、
長野県川上村のレタス畑が見えました。
川上村は去年の5月、
甲武信ヶ岳に登るときに訪れました。
(毛木平登山口)。
※もう十年以上前の話ですが、タマケンは
あの川上村で新築工事をした事があります。
もちろん泊まり込みです(担当大工:依田)。
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きもちよい稜線歩き。
体調も戻りました。
コメバツガザクラ。
キバナシャクナゲ。
そして、岩々を越えると。
金峰山山頂です。
標高:2.599m。
その先に五丈岩が見えます。
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あの五丈岩。
クライミング技術があれば登れるそうです。
実際に目の前で数人が挑戦していました。
自分たちも、ちょいトライ。
怖いので、すぐにリタイヤ。
無理したら登れるかもしれませんが、
下りられなくなる気がしました。
他の挑戦者たちもリタイアしていました。

※タマケン大工なら、絶対に余裕で登れると思います。
ボルタリングを習おうかなと思いました。
なお、五丈岩は。
横から見るとこうなっています。
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小休憩の後、すこし道草。
山小屋:金峰山小屋に寄ってみます。
八ヶ岳&瑞牆山を正面に見ながらの下り。
奇妙な石の塔が現れました。
せっかくなので、
クライミングしてみます。妻が。
登ったのはいいものの、
やはり下りるのが怖かったそうです。
ヒヤヒヤしました。
金峰山小屋は、この石の下にあります。
カッコいいと評判の「てぬぐい」を購入。
金峰山山頂へのリターン。
この登りがこの日一番キツかったです。
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再び金峰山山頂。
カッコいい五丈岩を見納めてから、
下山開始。
「ワシの事は気にするな!先へ進め」的な石。
ピストンです。
往きと同じ道を行きます。
バイカオウレン。
鳥獣保護区。
大弛峠に帰還。
ここからまた車で、
長い長い林道を下りました。
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林道を過ぎて、
勝沼I.C.へ向かう途中。
精肉店を見つけ、馬肉を買いました。
夕飯で食べました
家族の人数分買いましたが、
すごいボリュームでした。
(山梨県すごい。)
馬刺しに、
ユッケに。
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なお。これが、
金峰山小屋で買った「てぬぐい」です。
シャクナゲと五丈岩。
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ここ最近、
ユルメの登山ばかりです。
夏山に向けて少し不安になってきました。