阿弥陀岳!

阿弥陀岳!

タマケンひとり山岳部。

7月17日(日)

八ヶ岳の阿弥陀岳に登りました。

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夜明け前の八ヶ岳ズームライン。
雲多めな八ヶ岳が見えました。

美濃戸口からは凸凹オフロード。
車体下部を何度も擦りました。

やまのこ村の駐車場に車を停めて、
AM5時05分:歩き始めました。

南沢コースを行きます。
2015年:赤岳&横岳の時と同じ道です。
(⇒2015:赤岳&横岳の記録

沢沿いの道。
小さな渡渉も。

オダマキ。

ガスに覆われだした樹林帯。。
気持ちが凹みます。

白河原に出ました。
ほんとなら、
ここで赤岳がドカーンと現れるんですが。

行者小屋でいったん休憩。
オニギリを食べたら再出発。
テント場の脇を通り、
文三郎尾根ルート方面へ。

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阿弥陀岳への分岐。
ここからは人がいなくなりました。
小雨も降り始め、
だんだん心細くなってきます。

満開のハクサンシャクナゲ。

調べても名前が分からなかった花。

傾斜を増していくダートな登り。

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登り始めてから3時間。
阿弥陀岳と中岳のコル(鞍部)に到着。

ガスの為、全貌は分かりませんが、
ここから阿弥陀岳山頂までは、
急斜&浮石多数なガレ場との事。

妻にはヘルメットを装着させ、
ザックはデポしてのアタックです。

垂直の梯子からスタート。
ほんとに浮石だらけ、
落石に怯えながら登りました。

そして8時35分。
阿弥陀岳山頂に到着!

標高2.805m

展望は全くありませんでした。
ガスガスの白い世界。

花はたくさん咲いていました。

ミヤマダイコンソウ。

ミヤマシオガマ。

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そして下り。

途中から、
ガスが少しづつとれ始めます。

薄っすら赤岳も見えてきました。
ウォオオオオオ!
嬉しくて自然に声が出ました。

最後の梯子を下りて無事に、
中岳のコルに戻る事ができました。

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これで下山する予定でしたが、
ガスがとれはじめたので、
このまま赤岳に登りたくなりました。
でも妻は嫌がります。

なので、
「中岳だけ登らせて」とお願いしました。

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中岳へ_。
背後には、
ガスがとれて全貌を現した阿弥陀岳。

さきほど上り下りした岩の斜面。
遠くから見ると、よりデンジャラスに見えます。

陽射しも出てきて、
気温も上がりだしました。

そして中岳に到着!
手で8の字を表現した妻。
これで八ヶ岳のメジャーピークは
ほぼほぼ登り終えました。

【我々が登った八ヶ岳のピーク】
赤岳、横岳、硫黄岳、阿弥陀岳、中岳、
権現岳、編笠山、三ッ頭、天狗岳、
北横岳、三ッ岳、縞枯山、茶臼岳、蓼科山。

※根石岳とか雨池山とか、まだまだ
未踏の小さなピークはたくさんありますが。

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中岳からは、
赤岳がぐっと近づいて見えます。

文三郎尾根で下山するので、
もう少し赤岳方面へ向かいます。

途中、
コマクサに出会えた幸運。

文三郎尾根への分岐点。
赤岳の上に日暈(ハロ)が見えました。

振り返れば、
阿弥陀岳と中岳!

やっぱりまだ、
赤岳に登りたかったんですが、
すでに妻の体力はほぼ限界。
あきらめて下山します。

横岳や硫黄岳、
そして北八ヶ岳の山々を眺めながら
マムート階段を下りました。
マムートのロゴが刻印された階段です。

行者小屋で水を補給。

白河原のヘリポート。

シロバナヘビイチゴ。

往きと同じ南沢の樹林帯。

ギンリョウソウも見つける事ができました。

12時10分。
登山口まで戻ってこれました。

美濃戸山荘の前に、
オダマキが群生していました。

帰りの中央道からは、
もうすっかり晴れた八ヶ岳が見えました。

この後、
泣きたいくらいの渋滞にはまりました。