八ヶ岳デビュー!赤岳&横岳。

八ヶ岳デビュー!赤岳&横岳。

タマケンひとり山岳部。

ついに(やっと)、八ヶ岳デビュー!
最高峰:赤岳にチャレンジしてきました!

以下、その記録です。
************

家を出たのは、午前2時40分。
しっかり早寝したので、体調は万全。

中央道は諏訪南ICで下り、
八ヶ岳ズームラインから見た八ヶ岳。

美濃戸口を過ぎ、
駐車場がある赤岳山荘までは、舗装無きガタガタ道。

大きな段差や石で、何度か車体下部を擦りました。

赤岳山荘に到着。

まだ5時だというのに駐車場はほぼ満車。
さすが大人気メジャーマウンテン。
もう少し到着が遅ければ、美濃戸口まで戻ってそこから歩く事になっていたかもしれません。

5時10分、出発。

赤岳を目指すので、南沢ルートへ!

苔むす樹林帯。

川沿いを歩きます。

江頭さんの道標をひとつ発見。

まだ太陽の光が届かず、少し薄暗い樹林帯。、

陽が差し込んできたのは6時半頃。

眩しくて目が明けられない程でした。

しばらくすると、急に視界が開けます。
「白河原」と呼ばれる河原のような道。

前方には、赤岳が現れました。

まだまだ遠い道のり。

白河原にはヘリポートもありました。

歩き始めて2時間。
7時10分に、行者小屋に到着。
大勢の登山者でとても賑やかでした。

テント泊の方々もたくさんいます。

鮭おにぎりでエネルギー補給。

この行者小屋から赤岳までは、3つのルートがあります。
地蔵屋根、文三郎屋根、中岳道。
どのルートも、難易度、標準タイムがあまり変わらなそうなので、
(何も考えず)文三郎屋根から登る事にしました。

7時40分、再出発!

さあ、始まりました!急登祭り。

階段地獄!

気温も上昇、汗が流れ出ます。
妻は、ゼエゼエハアハア、遅れだしました。

それでも、頑張ってついてくる妻。

赤岳山頂はまだまだ。

気がつけば森林限界を越えていました。
後ろに見えるのは中岳、阿弥陀岳。

階段は続きます。

横岳と硫黄岳も見えます。

シャクナゲ。

最後の階段!

「マムート」の印が入っています。

あと少し!

階段を登り切ったところで、中岳&阿弥陀岳からの道と合流。

ここから見える中岳&阿弥陀岳の屋根が、なんとも言えずキレイでした。

この景色に見惚れながら休憩。

ここから先、山頂までは岩壁です。

鎖と梯子が連続。

チシマギキョウ

そして、最後の梯子を登りきると、

そこは赤岳頂上!!標高2.899mです。

遠くに、北アルプスの山々も見えました。

剱岳も・・・。

少し先に、赤岳頂上山荘があります。

そちらへ移動して休憩することに。

赤岳頂上山荘で買った缶ビール。

感涙。

休憩中、雲を眺めていました。

雲は、屋根の東側で発達し迫ってきます。
がしかし、西側からの風を受けて押し戻されます。
雲は、西側まで来ることが出来ないのです。
面白い現象ですよね。

赤岳頂上山荘から見た赤岳頂上。

ミヤマダイコンソウ

時刻は10時。
本当はここから、地蔵屋根を下って帰るつもりでしたが、
予定よりも時間短縮できているし、天気は最高だし・・・・。
「よし、横岳まで行ってしまおう!」、そう決めました。

赤岳から横岳方面へ下ります。

ミヤマシオガマ

赤岳展望荘に到着。
振り返れば、先ほどまでいた赤岳頂上。

赤岳展望荘でトイレを借りました。

100円です。

そして、地蔵屋根への分岐地点「地蔵ノ頭」。

ここから西へ下れ
ば行者小屋ですが、
我々はその先の横岳へ。

(※ちなみに横岳登頂後、この地蔵ノ頭まで戻ってくる予定です。)

ちなみに・・・妻はすでに農家のおばさん状態。
日差しから顔を守る為ですが。。。

西側へ来れない雲を横目に、進みます。

イワツメクサ

ちなみに横岳とは、連続するピークの総称です。
赤岳の方から言うと、
二十三夜峰、日ノ岳、鉾岳(ほこたけ)、石尊峰(せきそんほう)、三叉峰(さんしゃほう)、無名峰、
そして奥ノ院。これら大小のピーク一帯全てが横岳なのです。
(山頂標識は、最後の奥ノ院にあります。)

その事を知らなかった私。
やっと頂上に到着したかと思えば、次のピークがその先にある。
その繰り返し。
そして、UP&ダウンが続くギザギザの稜線。
疲れます!

すれ違った方から「ここから先は、緊張感の連続ですよ」と言われました。
実際、なかなかの岩場が現れました。
けれど・・・両神山の八丁屋根を経験したせいかもしれませんが、特に緊張せずに進む事ができました。。

高山植物の花畑

ゴジラの背中のような岩。

何度もピークを越えて、

最後の梯子を登り、

ようやく横岳頂上(奥ノ院)に到着しました。
標高2.829m、11時35分でした。

奥には硫黄岳。

硫黄岳まで行こうかなとも思いましたが、
時間の事を考えるとやはり無理。次回。

東の雲もどこかへ消えて、富士山も顔を出しました。

金峰山の五丈岩も。

こんな晴れた日に八ヶ岳に登ることができて、本当よかったなと思いました。

そして下山。
地蔵ノ頭までは、来た道を戻ります。

ウルップソウ

地蔵ノ頭に戻ってきました。

ここからは、地蔵屋根を下ります。
地蔵屋根も文三郎屋根と同様に急勾配!
登りじゃなくてよかった〜とつくづく思いながら下ります。

樹林帯に突入したところで妻転倒。

そして、しばらく樹林帯を歩けば、

行者小屋に戻って来れました。

振り返れば、赤岳と横岳。

水場で水を補給させて頂きました。

冷たい水で喉を潤し、再び南沢コースを歩きます。

白河原にあるヘリポートから、
ヘリのように一瞬で飛んで帰りたい気分でしたが、

ここから約1時間30分。。延々、樹林帯を歩きます。

登山口に戻ってこれたのは、15時10分。

登山開始から、ちょうど10時間が経っていました。
今までで最長記録です。
本当充実した山行になりました。

いずれは山頂小屋に泊まって、夕焼けや星空、朝焼けを眺めてみたいと思いました。

編笠山、権現岳、阿弥陀岳、硫黄岳、天狗岳、根石岳、北横、蓼科山・・・
八ヶ岳、いずれ完全制覇してみましょう。
まだまだ楽しめそうです。

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ありがとうございました