仙丈ヶ岳!

仙丈ヶ岳!
タマケンひとり山岳部。
7月9日(日)
南アルプスの女王と呼ばれる山、
仙丈ヶ岳に登ってきました。
標高3.033m。
日本百名山の一座です。
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AM2時45分に家を出発。
北岳や甲斐駒と同じ、スタートは芦安。
朝4:30に到着しました。
芦安から先はマイカー規制の為、
指定されたバスを利用します。
始発便(5時発)に乗れました。
1時間で広河原に着。
ここでバスを乗り換え。
広河原から、
30分程で北沢峠に到着。
(2015年9月:甲斐駒以来です。)
トイレを済ませて、
6時50分、いよいよ登山スタート。
長い樹林帯が始まります。
6月はほとんど山へ行けず、
今日は1ヵ月ぶりの登山。
このブランクが影響しました。
足の筋肉が落ちています。
すぐに分かりました、足がぶれる感じ。
私以上に、妻がダメダメでした。
初めからバテてています。。
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スタートの北沢峠から、
山頂までの標高差は、1.003m。
樹林帯では、それなりの登りが続きます。
ダメかと思っていた自分の体調でしたが、
途中から調子が上がっていきました。
まさかのベストコンディションレベルです。
ただし、妻の調子が上がりません。
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1時間と少しで大滝頭に到着。
ここで一休憩。
おにぎりで糖質を摂取します。
新しいSWANSのサングラス。
自分は視力矯正を行ってから初の登山。
裸眼だと紫外線が怖いので、
私もサングラスをする事にしました。
小仙丈ヶ岳を目指します。
一気に標高を上げていきます。
ようやく展望が開き始めます。
後ろに甲斐駒ヶ岳も現れました!
カッコよすぎな甲斐駒ヶ岳。
いまだに過去の山行ベスト盤入りする山です。
【甲斐駒ヶ岳の記録】
甲斐駒を背景に、
何枚も写真を撮りました。
すでに森林限界を越えました。
気持ちいい稜線歩き。
ハイマツ帯を進みます。
前方に見えているピークが小仙丈ヶ岳です。
進みます。
稜線上は、
コイワカガミが咲き乱れていました。
そして。
小仙丈ヶ岳山頂!
仙丈ヶ岳の前衛の山ではありますが、
すでに標高:2.864m!
北岳と間ノ岳も見えました。
小仙丈で小休憩。
イワウメ。
目指す仙丈ヶ岳が姿を現しました。
南アルプスの女王と称される所以、
穏やかな稜線が見えます。
キバナシャクナゲ。
ちょっとした岩場もあります。
そして妻。
過去最高のグロッキー状態に。。。
頭痛も始まり、前へ進むのもやっとでした。
「高山病」になっていたはずです。
10歩歩いて立ち止まるの繰り返し。
ご高齢な登山者さんにも抜かされる始末。
引き返そうとも思いましたが、
仙丈ヶ岳山頂はあと少しなので、
ゆっくりゆっくり進みました。
進行方向右手には、
藪沢カールが広がっています。
山頂が近づくにつれ、
花の数も種類も増えていきました。
ミヤマシオガマ
オヤマノエンドウ
ミヤマキンバイ
山頂まであと少し。
そしてようやく山頂へ!
10時29分。
仙丈ヶ岳の山頂に到着しました。
標高:3.033m!
到着したとたん、
妻は倒れ込みました(笑)。
ガスに覆われ始めた山頂で、
20分くらい休憩。
山頂で咲いていたイワツメクサ。
休憩してやっと少し回復。
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下山します。
仙丈小屋を経由するルートには、
まだ雪がありました。
仙丈小屋で休憩。
小仙丈への登り返し。
ナナカマドの花。
ハクサンイチゲ。
そしてまた長い樹林帯。
キバナノコマノツメ。
長い樹林帯を休憩する事無く
ビュンビュン飛ばしました。
そして。
北沢峠に戻れた時、
ちょうどバスがやって来て、
待ち時間なく乗車できました。
※この後、
中央道の大渋滞に巻き込まれました。
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南アルプスの女王:仙丈ヶ岳。
3000m峰ではありますが、
すごく登りやすい山だと思います。
(体調さえよければ)
これで百名山37座目クリアです。