立山縦走2016

タマケンひとり山岳部。
夏休み。
家族で登る立山。
今年で10年連続です。
以下、2016夏:立山の記録です。
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夏季休暇初日。
早朝に出発。
関越道~上信越道~北陸道を走り、
富山側から立山を目指しました。
AM10時30分に立山駅に到着。
ケーブルカーに乗り、
まずは美女平へ向かいます。
美女平から室堂までは高原バス。
1時間と少しで、室堂に到着です。
快晴!
さっそく、写真を撮り始めました。

みくりが池。
立山地獄の世界では、
血の池だとされた褐色の池。
地獄谷は立入禁止。
硫化水素で枯れたハイマツ。
雷鳥沢への道、
UP&DOWNが多く、なかなか疲れます。
テント場が見えてきました。
今年もたくさんのテント。
我家は、モンベルのステラリッジ3型。
設営は、だいぶ慣れました。
10分もかかりません。
時刻はまだ13時40分。
初日はのんびり過ごします。
クロックスに履き替えて、
テント場近くの浄土沢へ。
水が冷た過ぎ。
足も入れてられない程。
まだ15時前ですが入浴。
ロッジ立山連峰の温泉を借りました。
温泉後の楽しみ。
しばらく散歩。
チングルマ。
ヨツバシオガマ。
テントに戻り、
また飲んで昼寝。
夕飯。
アーベンロートな立山。
そして日没。
満天の星。
何度も撮影を試みましたが、
コンデジじゃうまく撮れません。
一眼レフ買う決心をしました。
(第一候補: PENTAX KP-70)
翌朝。
朝5時20分に出発。
今日は登山
最初は別山乗越に向かいます。
後ろを振り返ると、
雷鳥沢、地獄谷、弥陀ヶ原。
そして遠くに日本海。
昨年登った奥大日岳も。
7時。
別山乗越に到着。
山小屋:剱御前小舎があります。
この別山乗越で姿を現す剱岳。
剱岳の奥には後立山連峰の山々。
※今年、後立山連峰の鹿島槍ヶ岳や
五竜岳を縦走するつもりでしたが、
9月が天候不順で、計画が倒れました。
さあここから、
立山(雄山)への稜線歩きが始まります。
進行方向の左手には、
ずっと剱岳の勇姿があります。
ほんと威風堂々。
昨年あの剱岳山頂に立ちました。
いまだベスト1な山行です。
しつこいくらい何度も、
立ち止まっては剱岳を眺めます。
立山:雄山までの縦走路。
もちろん三男は初めて。
トウヤクリンドウ。
よく咲いていました。
そして。
別山(南峰)に到着。
標高2.874m。
祠があります。
チングルマの花。
冬に降った雪が、
異常に少なかったからか、
いつもと違う立山を感じました。
・チングルマの花が少なかった事。
・小さい羽虫がたくさん飛んでいた事。
・そして、雪渓がほんとに少なかった事。
いつもはこの景色の中に、
雪の白がたくさんあります。
今年、我々が雪渓を踏んだのは、
この別山山頂だけ。
雪渓を過ぎると、雷鳥に遭遇。
親子で計6匹。
別山の北峰山頂にも寄りました。
標高2.880m。
ここからの剱岳の眺めが最高でした。
剱岳からカラスが飛んできます。
さっきの雷鳥が心配。
進みます。
小学2年生には大変な道程。
疲れている様子。
がんばる後姿。
タカネツメクサ。
チシマギキョウ。
ミヤマアキノキリンソウ。
内蔵助カールの雪渓も、
今年は異様に少ない。
富士ノ折立への急登。
やっと大汝山の休憩所。
時刻は11時15分。
ここでカレーを食べるつもりが、
団体客さんの為、
まさかのオーダーストップ。
ショックな三男。
空腹と疲れでヘトヘト状態。
ようやく、
雄山山頂が見えました。
雄山山頂は、
室堂から直接登ってきた人たちで大賑わい。
一気に都会な感じになります。
三男は、雄山神社の売店で
カップラーメンを2杯食べました。
雄山神社に参拝。
祝詞と御神酒。
祠の後ろに見える、
今日歩いた稜線と剱岳。
雄山神社を後にします。
岩の割目に整列するチシマギキョウ。
ほとんどの登山者が、
室堂~雄山の往復の為、
ここから室堂までは大混雑でした。
地元富山の小学校の遠足もあり。
三男は地元小学生(5年生)よりも
自分のほうが早く歩けるんだと意気込み。
張りあいます。
雄山を下り終え、
一ノ越から室堂までの道。
いつもの雪は全くありませんでした。
トリカブト。
14時30分に室堂に到着。
下写真の山、全て今日歩きました。
みくりが池で地獄ピザ。
雷鳥沢のテント場へ戻り、
また温泉に入ってから夕食。
この夜は、
テントを叩きつける激しい雨。
&強風。 目が覚めました。
翌朝。
この日は、
五色ヶ原方面へ向かう予定でしたが、
天気の崩れと体の疲れもあり、
下山を決めました。
下山後。
芦峅寺の宿坊を見学。
富山環水公園にある、
「世界で最も美しいスタバ」でコーヒー。
夜は、氷見で魚を食べました。
翌日は、氷見の松太枝海水浴場へ。
ここは遠浅でおススメ。
雨晴海岸から、
剱岳が見えました。
夜は魚津で。
翌朝、魚津の海へ行くと、
どこからか「猫の鳴き声」がします。
探してみると、
なんとテトラポットの中に子猫。
弱っていて、上がってこれない状態でした。
助けてやり、カマボコをあげました。
帰路。
生地の港で牡蠣。
三男にとっては、初の生牡蠣。
ペロッと食べました。
(妻と次男は牡蠣を食べれません)
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