巻機山(まきはたやま)。

巻機山(まきはたやま)。
タマケンひとり山岳部。
新潟県南魚沼市にある巻機山に登ってきました。
巻機山。
【まきはたやま】と読みます。
百名山のひとつです。
夏季休暇中の山行です。
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関越道は塩沢石打IC.で降り、
桜坂駐車場に到着したのは朝6時。
登山口。
たくさんの危険勧告。
何だか怖くなりますが、
これは「ヌクビ沢・天狗屋根コース」の話。
我々ビギナーは、
メジャールート:井戸屋根コースを登ります。
6時30分スタート。
蒸し蒸し、暑い樹林帯。
汗が流れ出します。
こんな土の道が多く、滑りやすい。
転ばぬよう注意して進みます。
2時間程で樹林帯を越えます。
晴れ予報はハズレ。
ガスに覆われます。
なかなか急登な笹の道。
9時15分。
「ニセ巻機山」という名のピークに到着。
ニセ巻機山を過ぎると、また景色が一変。
ゆるやかな草原歩き。
無人の避難小屋に到着。
ここでしばらく休憩していると、
青空が少しだけ見えました。
池塘が現れました。
「湿原の泥炭層にできる池沼」が池塘です。
またガスに覆われ始めた稜線。
10時00分。
巻機山山頂に到着。
ガスっていて展望の無い山頂。
残念です。
しばらく休んでいると。。
他の登山者さんが、
「本当の巻機山ピークは、もう少し奥にあるよ」
と、教えてくれました。
ではこの山頂標識はいったい何?
ニセ巻機山の後に、本当のニセ巻機山。
本当の巻機山山頂へ向けて進みます。
そして。
このケルンが本当の山頂でした。
とりあえず無事に巻機山は登頂できたものの、
何かモヤモヤしたものがあり。
次のピークである「牛ヶ岳」も登ってみる事にしました。
登るといっても、ゆるやかな草原の道。
たまに晴れ間。
牛ヶ岳のピークが見えました。
そして牛ヶ岳山頂。
(牛のポーズ)。
イワショウブ。
ハクサンフウロ。
そしてリターン。
復路を歩いていると、
だいぶ天気が回復してきました。
この青空での草原歩きが、
巻機山の一番の醍醐味。
顔のような池塘。
樹林帯に入った頃には
眩しい陽射し。
明るいブナの林。
13時45分。無事に下山。
帰りみち。
南魚沼の車窓。
やはり豪雪地帯な屋根たち。