トーミの頭〜雪の黒斑山に登ってきました!

トーミの頭〜雪の黒斑山に登ってきました!

良く晴れた2月最後の土曜日。
タマケンひとり山岳部。
今日は、長野県小諸市にある黒斑山(くろふやま)に登ってきました!

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先週の飯盛山のリベンジ。
前日は、どの山に登ろうか?なかなか答えが出ず悩みました。
天気は晴れ予報だし、飯盛山じゃ物足りない。
よし、ならば山梨の金峰山に挑戦してみよう。
そう決めたわけですが・・・。

目が覚めた朝3時30分。
いろいろな登山者のブログを閲覧し、雪の金峰山の記事を見ていると、
皆さんピッケル装備!!
もちろん自分はピッケル持ってません・・。
やはり金峰山は止めよう。
急遽、山雑誌や本を読み漁り、【黒斑山】に決めました。

黒斑山。
浅間山外輪山の最高峰です。

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朝4時30分に出発。
関越〜上信越道の小諸IC。

4駆スタッドレスで雪道も快調。

車坂峠にある高峰高原ビジターセンターに駐車。

浅間山周辺地図がありました。

隣には浅間山の噴火警戒レベルのお知らせ。

現在はレベル1。

山登りスタート!

トレースばっちり。

霧氷。

車坂山を越えたところで、かなり急な下りが現れます。

ここでアイゼン装着。とは言っても、チェーンスパイク。

靴そのものも雪山用ではありません。。

ちなみに、今日出会った方々のほとんどが12本爪のアイゼンを装着。
ピッケルを持っている方もたくさんいました。
自分の装備不足(準備不足)を実感。。。

表コースを歩きます。

標高が上がり、景色も広がりました。

積雪は1m以上。木々の枝パンチを顔に何度も受けました。

遥か遠くに見えるのは北アルプス?

ようやく目指す黒斑山の全貌が現れました。

尾根を進み、

ようやく浅間山が見え始めました。

そして辿り着いた槍ヶ鞘。

ここからが、今日の核心部。
「トーミの頭」までの急登です。

片側が崖っぷちで切り落ちています。
ちょっと怖いな(チェーンスパイクだし)と様子見(笑)。

先に出発したグループがあっという間に上がって行きました。

よし、我々も出発。

慎重に。

もうちょっと。

トーミの頭に到着です!

崖っぷちを岩場からそっと見下ろします。

やはり恐っ。

そして、もう一踏ん張り。
トーミの頭を背にして、黒斑山山頂を目指します。

樹林の中へ。

山頂に到着しました!!

先に登っていた方が、
雪に埋もれていた山頂標識を搔き出してくれていました。

浅間山を背景に、黒斑山:標高2404mです!

ここまでほぼ無風。
氷点下ではありますが晴れてポカポカの路を往き、頂上に立つ事が出来て最高!

山頂には5分ほどいましたが、狭いのですぐにリターン。

トーミの頭への急登を今度はゆっくりと下り、

あという間に槍ヶ鞘に戻ってきました。

キレイな雪紋。

「シュカブラ」と呼ぶそうです

浅間山の噴火に備えたシェルターもありました。

中にも入ってみました。

何度も尻もちをつきながら、

トレースを外して膝まで踏み抜いたりしながら、

帰路を歩きました。

振り返ると、つい先ほどまでいた黒斑山が遠くに。

ようやく、今日初めての休憩。

水を飲み、チョコを食べ。

車坂山にある
、最後の急登。

汗だらだら、息ぜえぜえ。

そしてゴール!
午前中に戻って来れました。

や、本当楽しかったです、黒斑山。
ピッケルや12本アイゼンなど、ちゃんとした雪山装備も
欲しくなりました。

よかった〜。