奥大日岳~雷鳥と初テント泊

奥大日岳~雷鳥と初テント泊

タマケンひとり山岳部。
夏合宿。

子供といっしょに、初のテント泊山行をしてきました。

毎年恒例(9年連続)の立山へ。
(先週も登ったばかりですが・・)。

今回は、
未だ登った事のない周辺の山々を狙います。

初日の山は、奥大日岳。
二百名山かつ、「花の百名山」としても有名な山です。

以下、1日目:奥大日岳の記録。

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早朝の富山平野、立山駅へ向かいます。
車窓から、朝日と剱岳。

立山駅はさすがのお盆シーズン。
とても混雑していました。

ここからケーブルカーと高原バスを乗り継いで室堂へ。

室堂は、またしても快晴!

みくりが池、地獄谷を横目に、
重たいザックを担いで雷鳥沢まで歩きます。

雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。

広く、ロケーション抜群なこのテント場をベースにして、山に登ります。

管理所で受付を済ませ、さっそくテント張り。
我が家は、モンベルのステラリッジ2つ。

組立はとても簡単、ひと張り10分もしません。
(※ちなみに、長男は資格講習や部活で今回不参加です。)

標高すでに2300mほど。
破裂しそうなランチパック。

早めの昼食を済ませ、すぐに奥大日岳を目指して歩き始めました。

テント場のすぐ隣を流れる浄土沢。
その水の冷たさにびっくりする子供たち。

奥大日岳へは危険箇所も急登も無い穏やかな道を歩きます。
高原植物を眺めながら歩く気持ちよいハイキング。

人も少なく静かです。

1年ぶりに一緒に山登りする次男。

足の故障でサッカー部では別メニューで調整中でしたが、
ようやく復帰間近。この山登りはそのリハビリ。
(さすが中学生。。。すごい体力とスピードでした・・)。

それにしてもの快晴。
何度も何度も立ち止まり、振り返って立山の絶景を眺めてしまいました。

別山や劔御前も。

目指す奥大日岳。

あの山頂まで、標準タイムでは2時間30分程度(休憩含まず)。
うちには三男がいるので、もう少し掛かる予定です。

途中から、剱岳が姿を現し始めます。
この奥大日岳までのルートは、剱岳大展望の道です。

反対側には弥陀ヶ原。
高原バスの車道も見えます。

後ろには地獄谷と立山三山。

三男も久しぶりの山歩き。
日焼け防止の為、長袖を準備していましたが暑いと言って拒否。
日焼け止めスプレーも使いましたが、後から日焼けが大変でした。。

山頂目前。
雪渓と雲海が連続して見えます。

剱岳。

群生するハクサントリカブト。

雲が迫ってきましたが、

山頂が雲に覆われる前に、なんとかピークに立つ事が出来ました!

それから数分、あっという間にガスガス。

山頂には20分程滞在。
テント場へ戻ります。

ガスは晴れたり、また曇ったり。

前述の通り、奥大日岳は「花の百名山」。
立山に比べ人が少ないという理由もあってか?
花の種類も大きさ、数も立山以上な気がしました。

チングルマの毛も、いつもより長く感じます。

チングルマの花畑。

コバイケイソウ。

ヤマハハコ。

ハクサンフウロ。

ミヤマホツツジ

シモツケソウ

ミヤマアキノキリンソウ。

オヤマリンドウ。

ミヤマリンドウ。

イワカガミ

花の名前、だいぶ憶えました。

で、下山途中。
嬉しい出来事がありました。
道の土が動いているぞ、と思ったら、

なんと、砂浴びをしている雷鳥でした。

4匹います。

近寄っても逃げません。

写真撮りまくり。

雷鳥が道を譲ってくれるまでの間。

木道が見えたらテント場まであとわずか。

浄土沢で足をアイシング。

その後、テント場から歩いて5分。
雷鳥沢ヒュッテさんの温泉で汗を流しました。

風呂上りの生。

テントに戻り、4時から夕食の支度。

今日はパスタ中心。

雷鳥沢ヒュッテで買った焼酎を立山の水で割りながら。

食後は何もせず日が落ちるのを眺めていました。

20時には就寝。

夜中の2時頃、
星空の写真を撮影していた人たちの話声で目が覚めました。
外に出てみるとプラネタリウム。
が、自分のカメラで撮影できたのはこの程度(笑)。

たくさんの流れ星も撮影できませんでした。
一眼レフ欲しい。。