春の硫黄岳
タマケンひとり山岳部。
4月の終わり、残雪の硫黄岳(八ヶ岳)に登りました。
以下、硫黄岳の記録です。
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スタートは桜平から。朝7時15分。
樹林帯を進みます。
川沿いの道。
川音をずっと聞きながら歩きます。
シラビソの森。
硫黄岳のピークが見えました。
1時間ちょっとで、オーレン小屋に到着。休憩はせず、そのまま進みました。
そして夏沢峠に辿り着きます。山頂がだいぶ近くに見えてきました。
ここから先は12本爪を履くつもりでしたが、
チェーンスパイクのままでなんとか行けそうな気がしたのでそのまま進みました。
森林限界までの登りが、なかなか急斜面でした。
気温も上がっていたので、雪崩とか起きないでくれよ・・と、小心な不安に駆られながら登ります。
そして森林限界。
稜線に立つと風が吹きつけます。
2月の天狗岳ほどではありませんが強い風でした。
振り返ると、天狗岳が見えました。
あの日に比べると、雪はだいぶ減っています。
風はありましたが、今日も快晴_。最高です。
そして、山頂へ。
山頂に立つと。
正面にド迫力の絶景が現れました。
赤岳・横岳・阿弥陀岳。
南八ヶ岳の主峰たち。
や、素晴らしい。ほんとインパクトある展望でした。
左を向けば、硫黄岳の爆裂火口。
断崖絶壁です。
風を避ける為、小さな小屋(雨量計跡)の脇で休憩。
だんだん指先が痛くなってきたので、山頂標識で記念撮影をしてから下山しました。
赤岩の頭というピークを経由する下山ルートもあったそうですが、リサーチ不足。往路と同じコースで下山しました。
オーレン小屋には朝は無かった鯉のぼり。
朝と比べ気温もだいぶ上りました。雪もだいぶ融けだして、川の水の量も増えた感じがします。
雪はだいぶ腐り、ズボズボ踏みぬきまくり。
午後1時前に無事に下山できました。