檜洞丸~ミツマタの群生にも出会う。
- 2016.04
- 4月 丹沢・箱根・三浦・伊豆・千葉
タマケンひとり山岳部。
4月最初の山は、
丹沢の奥地にある『檜洞丸』。
(「ひのきぼらまる」と読みます)。
夏山シーズンに向け、
少しづつ体を慣らしていこうと思い、
コースタイムがちょっと長めの山を選びました。
(標準コースタイム:7時間10分)。
ミツマタの群生や、ブナの森、
スリリングな岩場に、渓流歩き。
変化に富んだコースを楽しめた「檜洞丸」。
以下、檜洞丸の山行記録です。
************
東名:大井松田ICを下りてから約30km、
7時15分に、西丹沢自然教室に到着。
トイレを済ませ、登山届を提出。
7時30分、登山開始です。
檜洞丸までは、4.6km。
(妻はスミレ大好き。)
しばらくは、比較的平坦な道。
「ゴーラ沢出合」という河原に到着です。
ここで、沢を渡って対岸へ向かいます。
ゴアテックスの靴で無かったら大変です。
また、この日は比較的水の量が少なかったからよかったですが、
雨の翌日なんかは手こずりそうです。
いよいよ楽しくなっていきます。
今日は、標高差1000m以上を登ります。
岩場も現れ、ガンガン登りが続きます。
ちょうど馬酔木(アセビ)の花の時期。
たくさんの花を目にしました。
昨年11月に登った塔ノ岳、丹沢山も木階段が整備されていました。
丹沢の特徴的なもののひとつですね。
この木道がある山頂周辺。
かつては鬱蒼としたブナの原生林があったそうです。
1980年代からそのブナが立ち枯れ、森が衰退していったとの事。
(原因の一つは大気汚染。)
さらに。
鹿の数が増え、その食害によって新しい樹木が育ちにくいという問題も。
木道自体は、植生保護の為です。
脇には、バイケイソウの芽がたくさん出ていました。
檜洞丸の山頂に到着しました!
標高1.601m。
(丹沢山地では、4番目に高い山です。)
我々には珍しく、ゆっくり40分ほど休憩。
缶詰のカニ味噌をロールパンに挟んで食べました。
味はまあまあ(笑)。
そして山頂を後にして、
スタート地点(西丹沢自然教室)へ戻ります。
ここまで来た路を戻るのではなく、犬越路を経由する周回コースで。
わくわくしてきます。
そして出発。
すると、すぐに、
ドーンと開けた稜線が現れました。
ここから先、この屋根伝いを歩いていく事になります。
転落しないよう注意しながら歩きます。
後から知りましたが、ちょうどこの日。
富士山で2件の遭難事故があったそうです。
1件は滑落による死亡事故・・。
あのヘリはもしかしたら。
そして、何度も現れる小ピークに、
繰り返すUP&DOWN。
なかなかなスリリングの連続。
滑落事故も起きているそうなので慎重に。
そして犬越路に到着。
ここでようやく屋根道が終わります。
犬越路を過ぎると、
しばらく急なガレ場を下ります。
(ここでヒザ痛。イヴを飲みました。)
変わった植物も見ました。
家に帰ってから調べましたが、
これがあのマムシ草に変化するそうです!
そして用木沢出合に到着。
ここで登山道は終わり、
あと30分ほど舗装された道を歩きます。
13:30 西丹沢自然教室に無事に到着。
(総歩行距離は13.5kmくらいでした。)
や、檜洞丸、かなり楽しめました。
ぜひお薦めしたい山です。
******
なお、スタートからゴールまで、
休憩を含め、コースタイムはちょうど6時間でした。
(休憩を含まない標準コースタイムは7時間10分)。
久々にしては、まあまあ良かったと思います。
がしかし。
この後、久々に筋肉痛。
夏山に向け、これからもっと鍛えます。
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