シャクナゲ天城山

シャクナゲ天城山
タマケンひとり山岳部。
シャクナゲが咲く5月。
天城山に登りました。
ヒメシャラ、
アセビ、
ブナ、
新緑の木々と、
シャクナゲの花が最高でした。
以下、天城山の記録です。
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※天城山とは、
伊豆半島に連なる山々の総称です。
最高峰は万三郎岳。
百名山のひとつでもあります。
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天城山の登山口は、
天城高原ゴルフ場にあります。
登山者用の駐車場に車を止め、
朝7時ちょうど、登山スタートです。
Fresh green(新緑)。
最初のピーク:万二郎岳への登り。
あっという間で、
最初のピーク:万二郎の山頂です。
標高:1.299m。
展望なき山頂。
スルーして進みます。
少し進んだところで、
木々の隙間に展望を見つけました。
奥に見えるピークが最高峰:万三郎岳。
馬の背と呼ばれる尾根道を歩いて、
万三郎岳へ向かいます。
つるりとした赤褐色の樹皮の木々は、
ヒメシャラです。
進行方向左手に海が見えました。
伊豆の海。
馬酔木(アセビ)のトンネルが続きます。
残念ながら花は終わっていました。
花の時期はすごそうです。
ちょっとした岩場はありますが、
危険箇所の無いやさしい山です。
ブナの原生林に入りました。
新緑のブナの森に癒されます。
そして。。
今日のお目当てが登場。
シャクナゲです。
天城山に生息する固有種で、
アマギシャクナゲという名前があります。
花の見頃は、5月中頃~6月中頃。
この日はまだ満開とは言えませんでしたが、
鮮やかな花の色、大きさ、数(群生)、
素晴らしかったです。
(花に感動するオジサンです。)
漢字で書くと「石楠花」。
ちなみに、シャクナゲの花は、
年によって当たりハズレが大きいそうです。
ネットの情報だと、2017年は
10年に1回くらいの当たり年だとか。
シャクナゲ群生地帯を過ぎると、
山頂はあと少しです。
万三郎岳山頂へ。
標高1.405m。
がしかし、万二郎岳と同じで
展望はありませんでした。
森林限界を越えない山なので、
それは仕方がないです。
休憩。
そして再出発。
天城峠まで縦走したい気持ちもありますが、
それでは、スタート地点へは戻れません。
(マイカー登山派の宿命)。
万三郎岳、万二郎岳の北側を
ぐるっと廻って下山します。
新緑が、本当キレイでした。
ヒメシャラ群生地もありました。
タマケンで行った屋久島旅行。
屋久島の原生林にもヒメシャラの巨木が
たくさんありました。
ちなみに。
ヒメシャラは、床柱等の造作材で使う事が
あるそうです(自分は経験ありません)。
ただ、銘木図鑑やネットで調べてみましたが、
実例が出てきませんでした。
苔むす土砂止め。
マインクラフトのキャラの顔にみえます。
無事に下山。
あまり期待していなかった天城山でしたが、
さすがは百名山。
高得点な山行ができました。
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昼食は、三島に寄りました。
設計Nさんと十数年前に行ったお店へ。
鰻屋:「うなよし」さん。
行列待ち、そして相席でしたが、
久々の鰻に大満腹。
帰りの東名は渋滞なしでした。
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