白馬三山縦走の夏

白馬三山縦走の夏
タマケン山岳部
2019年8月の夏季休暇中、
白馬岳に登りました。
2度目の白馬岳。
今回はのんびり二泊三日、
白馬三山縦走にトライしました。
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8月12日6時。
登山口:猿倉に到着。
猿倉荘に登山届を提出。
6時40分、
登山スタート。
樹林帯から。
1時間程で、
白馬尻に到着。
白馬尻小屋で、
三男にジュース。
白馬尻を過ぎると、
大雪渓が始まります。
注意事項をよく確認。
ヘルメットを装着しました。
雪渓に近づくにつれ、
ひんやり冷気が下りてきます。
2年前と比べ雪は少なめ、
しばらく夏道を進みます。
ようやく雪渓のとりつき点、
チェーンスパイクを装着。
雪渓歩きがスタート。
ガスに覆われました。
落石が多い白馬大雪渓。
どこから落石があるか分かりません。
耳も澄まして登ります。
ようやく雪渓も終わり。
雪の下に大きな空洞。
***
ここから山小屋まで2時間強。
ひたすら登りが続きます。
トリカブト。
しんどい登りです。
何度も休憩しました。
疲労困憊な小学5年生。
ザックも帽子も登山ウェアも
妻のものを着用しています。
歩き始めて6時間。
ようやく山小屋に到着。
前回と同じ白馬岳頂上宿舎。
個室を予約してあります。
外は完全にガスに覆わました。
初日はここで終わり、
午後は山小屋で過ごします。
19時就寝。
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2日目。
朝4時前に小屋を出発
ご来光と白馬岳登頂を狙います。
山頂手前で、
ご来光を待ちます。
すごい雲海でした。
滝雲にも出会えました。
間違いなく、
過去最高の雲海。
ご来光!
素敵すぎました。
赤く染まる稜線を歩きます。
あのピークが白馬岳山頂。
白馬岳山頂!!
2年前はガスガスの山頂でした。
リベンジの大絶景!
感涙。
宿舎に戻って朝ごはん。
***
今日の目的は
杓子岳と白馬鑓ヶ岳!
朝6時30分出発。
本当いい天気。
すごい雲海!
立ち尽くす絶景。
イワギキョウ。
コマクサ。
絶景の稜線歩き。
きつい登り。
破裂しそうな心臓_
杓子岳山頂!!
標高2.812m
しばらく休憩して、
再出発。
白馬鑓ヶ岳へ。
杓子岳の山頂直下、
切れ落ちた東壁に冷や汗。
まだまだ遠い白馬鑓。
群生するコマクサ。
成長すさまじい三男。
あと数年で負けるでしょう。
最後の登り!
白馬鑓ヶ岳!
標高2.903m_
白馬三山コンプリート!!
西に立山連峰。
迫力の剱岳_
もう一度登りたい!
絶景を眺めながら
長い休憩をとりました。

チシマギキョウ
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来た道を戻ります。
※鑓温泉へ下るコースもありますが、
今回は白馬岳までリターンします。
ミヤマアケボノソウ
白馬岳と宿舎が近づきました。
白馬岳~白馬鑓ヶ岳の往復は
我々にはかなり堪えました。。
話しかけても返事が出来ない程、
妻は疲れ果てました(頭痛も)。
お腹を空かして、
スカイプラザまで来ましたが、
まさかのランチ終了(涙)_
BEERだけ飲んで
頂上宿舎へ帰りました。
14時_
頂上宿舎でカレーうどん。
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3日目。
6時に小屋を出発。
下山。
雪渓下り。
へとへと。
水溜りにいたサンショウオ。
赤い屋根が見えた時
本当にほっとしました。
八方の湯で汗を流し、
国道148号線経由
北陸自動車道で富山へ。
生地の牡蠣。
魚津水族館。
魚津埋没林博物館。
私が小学生の頃は、
薄暗い陰気な博物館でしたが、
今はおしゃれなカフェまでありました。
片貝川上流で川遊び。