タマケンひとり山岳部。
八ヶ岳南端。
権現岳と編笠山へ。
10月初旬の山行記録です。
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中央道は小淵沢ICで下り、
観音平駐車場へ。
5時38分登山スタート。
寒い。
薄暗い落葉樹林帯。
登り始めれば、すぐに汗。
アウターを脱ぎます。
陽が昇りました。
紅葉はまだまだですが、
ススキに秋を感じます。
6時55分。
押手川に到着。
押手川から編笠山へは直登。
今年初めて見る霜柱。
視界が広がりました。
樹林帯を抜けると風が強くなり、
一気に体感温度が下がります。
そして、8時00分。
編笠山の山頂に到着!
標高:2.524m。
寒くて、
再びアウターを着ました。
雲は多いのですが、
遠くの山々まで見渡せる空。
富士山。
南アルプス。
中央アルプスと御嶽山。
そして眼前には、
迫力の八ヶ岳主峰たち。
これから、あの権現岳を目指します。
出発!
権現岳方面に下ります。
大きな岩石帯。
鞍部にある山小屋:青年小屋。
そのベンチで休憩。
そして行動再開。
ギボシ&権現岳に向けて再び、
登りが始まります。
振り返れば、北アルプス。
9時10分、ノロシ場に到着。
目の前に迫る西ギボシ。
ギボシとは、
神社の高欄にある【
擬宝珠】の事。
本殿(権現岳)の前に立つ擬宝珠へ。
西ギボシのトラバース。
西ギボシを過ぎると、今度は東ギボシ。
権現岳はまだ先。
振り返れば雲海。
正面には富士山が見えます。
東ギボシへ。
この東ギボシ通過が、
今日の核心部だったと思います。
ギボシシリーズを無事に通過。
権現岳山頂への稜線を行きます。
山頂直下にある山小屋。
権現小屋。
あいにくの、ボッカ中。
ビールが飲みたかったのですが。
けれど、
ドアが開いていて中に入れました。
ラッキー。
無人ビール販売あり!
(500円/缶)
権現岳山頂へのVロード。
あの尖がり部分が山頂です。
そして、10時05分。
権現岳山頂に到着しました!
標高:2.715m。
すぐ後ろは切れ落ちた絶壁。
足がすくみます。
山頂から見た赤岳。
南へ連なる雲海。
山頂は狭くて休憩する場所も無く、
すぐに下山する事に。
三ッ頭を経由するルートを行きます。
一度下り、
鞍部を進み、
また登り。
11時ジャスト。
三ッ頭山頂に到着。
それからは延々、
樹林帯を下りました。
ナナカマドの赤い実。
縞枯れ地帯もありました。
で、突然。
妻が大転倒!!
足と胸を強打してうずくまるの図。
靴紐のトラブルが原因でした。
この怪我の為、
普通に歩けず超スローリーな下山。
それでも、13時30分。
無事?に観音平に帰って来れました。
や、権現岳、すごく楽しかったです。
最高!おススメです。