東京の家:内部造作とTKR

東京の家リノベーション工事も、いよいよ内部造作~仕上げ段階に突入です。

『継組木兎』仕様の東京の家。

メインテーマである構造体の現しもしっかりと見えてきました。

2階の床とそれを支える梁。家が経てきた時間を可視化させる古い構造体。この味わいは新築では表現できないものです。
天井が高く、気積も増えました。
もともとあった古い欄間(写真左側)。奥の欄間は2階のリビングにあったものです。
(よく見るとデザインが違いますよね?)

↓玄関腰掛ベンチに使う桑をカットする依田チーフ

桑:独特の光沢と美しい杢目があり、 非常に耐久性の高い木材で、造作材に使われます
建築用の墨汁をつけた糸。まっすぐで長い線を一気に引くことができます。
桑のベンチ取り付け後。樹皮を削った板の側面『耳』、キレイですね!

一方その頃、
タマケンの下小屋は大リニューアル工事(タマケンリニューアル:TKR!)が始まり、解体や足場架けが行われています。

下小屋前側が解体され、後ろ側の構造体(赤い柱部分)だけに!
立体駐車場を解体します。そのための足場架けが進んでいます。
タマケンのある『TKビル』9階と同じ高さの立体駐車場。現在5階付近、私なら足ガックガクで動けません。

タマケン山田

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