茅ヶ岳&金ヶ岳!

茅ヶ岳&金ヶ岳!

タマケンひとり山岳部。

前回の谷川岳から3週間。
雨が続いて、山登りできなかった週末。

「明日も雨」。
またダメか・・と思っていたら、予報が変わって「晴れ」マーク。
よし、久しぶりの山行!!

今回は山梨の、茅ヶ岳(かやがたけ)~金ヶ岳(かながたけ)を登ってきました!

********

早寝早起き。
AM4時に家を出発、

談合坂SAで「伝説のスタ丼」を食べてエネルギー補給。
(※中央道利用の山行では必ずここで朝スタ丼。もう定番です。)

韮崎IC.から深田記念公園駐車場までは10分程度。

AM6:07スタートです。

しばらくは緩い傾斜の道を歩きます。

上空に雲がかかったのか、谷部なので太陽の光がまだ届かないのか、
とても薄暗い道。他の登山者の気配もなく。

一時間ほどで、「女岩」に到着。
現在、落石の危険があり、50m手前から通行止め。

ここからは迂回路を歩きます。
この迂回路がなかなか急。
昨日までの雨のせいで足場も悪く、油断できません。

迂回路を終えると、太陽の光が差し込み、明るくなってきました。
テンションも上がります。

とは言え、急登は続きます。
汗だらだら。

しかし今日は体調がよく、ペースをどんどん上げて行きました。
振り返れば、富士山。

雪はもうほとんどありません。

茅ヶ岳頂上の直前で、石碑をみつけました。
『日本百名山』の著者:深田久弥氏終焉の地の碑です。

この山を登山中に脳卒中で急逝したそうですが、この場所で倒れたのかな。。
(※ちなみに茅ヶ岳は、二百名山のひとつです。)

ここから頂上まではすぐ。

そして、茅ヶ岳の山頂に到着。

ここでようやく他の登山者さんと出会えてほっとしました。

標高1.704m。
頂上の中心にある3D山岳模型。

360°のパノラマを目にしながら休憩。
(実際には目線より低いくらいの木々が生えており、立たないとパノラマな風景は拝めません。)

南に富士山。
東には、瑞牆山、金峰山。

西には、甲斐駒、仙丈ヶ岳 、鳳凰三山など南アルプス。

そして、北西には八ヶ岳。

梅雨の合間によく晴れてくれました。

本当はこの茅ヶ岳山頂までの予定でしたが、
標準タイムよりだいぶ早く到着していたので、この先の金ヶ岳へ向かう事にしました。

茅ヶ岳から金ヶ岳へは、痩せ屋根のアップダウン。

最初のコルからすぐの所に石門が登場。

落石もあり、見てくれ不安定な感じなので早めにスルー。

金ヶ岳の南峰を登って下りて、北峰を目指します。

途中、大きな石の上に登り、振り返れば茅ヶ岳。

さあ、もう少し。

ようやく金ヶ岳に到着です!

山頂には、おそらく北杜市側から登ってきた大勢の学生さんたち。
我々は隅っこで休憩、おにぎり1つ。

そして下山、来た道を戻るので、
再び茅ヶ岳の山頂を目指します。

かなり早いペースで歩きました。

今日一日、ずっとキレイに見えていた富士山。

茅ヶ岳山頂に戻ると、再び八ヶ岳を眺めました。

次は赤岳登りたいな・・と思いました。

ここから帰りは、(登りと異なる)屋根道を下りました。

年配の方々中心のトレッキングツアーさんともすれ違い、

雑草の生い茂る中も歩き、

ようやく登山口が近づいてきました。

登山口近くにある廃屋と、

廃リヤカー。

時期的なせいでしょうか、あまり花は咲いていませんでした。
目立ったのは、コアジサイ。

そして、下山終了!

午前中に帰って来れました!
休憩時間を含めてTOTAL5時間40分。
天気に恵まれてよい山行ができました。

茅ヶ岳。
前述したとおり、日本百名山を選定した深田久弥氏終焉の山です。
この機会ですので、
昨年8月のタマケン山岳部発足後に登った山の中に百名山はいくつあるか数えてみました。

谷川岳、両神山、金峰山、美ヶ原、筑波山、瑞牆山、大菩薩嶺、あと立山。

結果:まだまだの8座。
(個人的には、霧ヶ峰や富士山他まだ何山かありますが、
タマケン山岳部としてはカウントしないでおきます。)

自分としては、百名山を制覇するとかは考えずに気楽に山登りしたいと思っていますが、
やっぱどうしても意識してしまう百名山。
登ってみたい山ばかりです。

さて次はどの山、登ろうか。