鷹ノ巣山と稲村岩

鷹ノ巣山と稲村岩
タマケンひとり山岳部。
3月の終わり、
奥多摩の鷹ノ巣山に登りました。
以下、鷹ノ巣山の登山記録です。
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日原鍾乳洞の手前、
東日原の駐車場から。
日原集落を歩きます。
正面に見える尖った岩。
あれが稲村岩です。
鷹ノ巣山山頂へは、
あの稲村岩を経由せずに行けますが
可能ならば、あの頂点にも登ってみよう。
と思いました。
日原渓流に掛る橋を渡ります。
ゴルジュ帯に入りました。
そして。稲村岩尾根と呼ばれる
急登が始まります。
奥多摩で最も急だという登り。
噂通りの急登でした。
奥多摩だからと舐めてかかれません。
ゼエゼエッハア-ハアッ-。
息が切れます
一気に標高が上がり、
すっかり雪道に変わりました。
予想以上の残雪。
勾配もきつく、スパイクを
履かざるを得なくなりました。
準備しておいて正解でした。
そして、ますますの急登。
ヘトヘトの妻。
やがて空が開けはじめます。
そして。
登り始めて2時間30分。
鷹ノ巣山の山頂に到着!
標高:1.736m。
大快晴。
奥多摩三山や大菩薩、
そして富士山を眺めながら休憩。
しばらくしてから下山。
稲村岩尾根を滑るように下りました。
気圧で耳が変になるほど。
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そして下山の途中。
稲村岩に登ってみる事にしました。
怖いので、
ザックはデポして身軽な状態で。
注意喚起がありました。
他の登山者のほとんどが、
この稲村岩をスルーしているようで、
コースがわかりずらい箇所もありました。
引き返そうかなと何度か思いましたが、
こういう時、妻は勇気があります。
「行けるよ」と進んでいきました。
高所恐怖症の自分は足がすくみます。
そして
稲村岩のピークに立ちました。
ちょっとした達成感。
岩の裏側には、小さな祠。
稲村岩の下りも危なっかしいので、
注意して進みました。
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また下り。
振り返れば稲村岩。
日原集落に戻って来れました。
鷹ノ巣山。
楽しめました。