冬の上州武尊山!

冬の上州武尊山!

タマケンひとり山岳部。

冬の上州武尊山へ登ってきました。
(読み方は、武尊山(ほたかさん)です。)

剣ヶ峰のスリル、そして展望ひろがる雪の稜線。
今季の雪山シリーズでは、ベスト1な山行になったと思います。

以下、上州武尊山の山行記録です。
(2月下旬に登りました。)
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スタートは、川場スキー場。

大混雑なリフト券売り場。
(20分くらい並びました。)

95%以上がスキー、スノボ客。。
ピッケル、ザックを担いだ我々には、すごいアウェイ感。。

登山者は、登山届を提出しないとリフト券を買えません。

(下山届を出すと@500円/人が戻ってくるシステム。)

スノーボーダー、スキーヤーの中、ゲレンデを歩く登山者。。

なんだか、はずかしい。

リフトを2本乗って、

ゲレンデトップに向かいます

登山口でアイゼンを装着して、

いざ出発!

雪庇を避けて歩きます。

最初からなかなか急な登りです。

霧氷。

急登を登りきると、展望が広がります。

前方に見えるのは剣ヶ峰。

いきなりですが、これが今日の核心部。

(上州のマッターホルンとも言われる?)このトンガリ:剣ヶ峰の先端へ。

高所恐怖症の自分には少しクラッとする高度感がありました。
人とすれ違う事になったらどうしよう。

剣ヶ峰山頂の標識(標高:2.020m)。

目指す武尊山が見えます。

剣ヶ峰の下降はスリルな急峻。
慎重に下ります。

無事に下り終え、振り返った剣ヶ峰。

や、インパクトありますよね。

(帰りに、このルートを再び通るのが少し怖い。)

ここからは、雪の稜線歩き。
穏やかなアップダウンを繰り返しながら。

風もありません。

背後には、尖がった剣ヶ峰が見えます。

雪庇の発達した稜線。

振り返れば剣ヶ峰。
その度にシャッターを押しました。

武尊山山頂が近づきます。

また振り返って剣ヶ峰。

あと少し。

そして辿り着いた武尊山山頂!
標高:2.158m。

山頂標識の裏には、エビの尻尾。

山頂から見た剣ヶ峰。

至仏山や燧ケ岳など尾瀬の山々。

(今秋、燧ケ岳には登りたいと思っています。)

しばらく山頂で休憩。
風もなく、インナーダウンも着ずに過ごせました。

スイーツ(饅頭)を食べながら。


そして下山。

そして再び剣ヶ峰にアタック。

振り返って見た武尊山。

ゲレンデへ戻ります。

無事戻って来れた事を感謝。

ゲレンデでアイゼンを外しました。


なお。
リフトで下るのは、登山者のみ。。

リフトで登ってくるすれ違うスノーボーダーに笑われました(笑)。

上州武尊山。
タマケン山岳部にとって、
百名山19座目のクリアとなりました。

※追記:この記事を書いた今日3/15。
木曽駒ヶ岳で雪崩が発生したそうです・・・。