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施工実例のご紹介

唐木田の家

設計施工:㈱タマケン

水廻りとバリアフリー

水廻りへ直通
(浴室・洗面・トイレ)

和室の床の間の裏側に洗面室と浴室がありました。床の間の後ろの壁を撤去して、部屋に付属したトイレを新たに設置しました。
このトイレは洗面脱衣室への直通通路にもなっていて、夜中のトイレ動線の利便性と共に、将来必要になるかもしれない介護動線についても配慮しています。

  • 【新設トイレ】寝室の最寄りにトイレをつくりつつ、洗面・浴室の水周りへの導線も確保したい。 「新設のトイレを通り抜けて洗面室へ」はかなり早期に決まった方針でしたが、手摺の設置や、将来的に介護が必要な可能性を考慮した場合のスペースは、便器の設置の悩みどころでした。
  • 【新設トイレ】通路を確保して、掴める位置に手摺を取付けたのがこの配置です。手が届く手摺の位置と、通路部分も含めると、狭く感じないトイレになりました。ビビッドな黄色で元気になれるといいなと思います。
  • 【新設トイレ】~明るさへの配慮~
    既存の床の間のスペースを変化させて設置するトイレ。窓がないと暗くなってしまいがちですが、このプランでは、プライベートな部屋に付属させる性質から、音漏れよりも明るさを優先して計画しました。既存の和室の出窓の形をそのまま利用して、杉の縦格子の間からは、明るい窓からの光がトイレスペースにも入ってくるようにしています。
  • 【新設トイレ】~明るさと通風への配慮~
    引戸の鴨居の上は空いていて、天井はつながっています。この引戸で目隠しをして、洗面室への戸を開けておけば南から北への風が抜けていきます。出窓の雨戸を開けるのが手間だった部屋の、今後の採風方法です。空気が動く部屋は健康的です。
  • 【新設トイレ】~将来への配慮~
    新設トイレの引戸のところの壁は、後に取り壊すことが可能なように、最後に造りつけました。トイレの介助が必要になる時の可能性を考慮した広さへの配慮です。鴨居は残りますので、その時はカーテンをつけると良いかもしれません。
  • 【新設トイレ】~通路としての機能~
    明るさと風と開放感を通す洗面室側から新設トイレスペースを通して部屋を見る。掃出し窓と面したこの方向の空間の長さが感じられることで、便利佐と共に開放感があって欲しいと思います。上吊式の引戸は、開けた時に完全バリアフリーです。
  • 【洗面室 ビフォーアフター】
    窓の位置を変えました。物の出し入れが不便で危ない吊戸棚はやめて、窓のあった所にも棚を造りつけました。幅1mの三面鏡の部分がすべて小物収納になっていますので、収納量は充実しています。不要で仕舞ったままになっていたものをこの機会に整理できることもリフォームの思わぬ利点です。
  • 【洗面室 ビフォーアフター】
    新たな出入り口を増やす計画でしたので、あまり活用できなかった様子のSKシンクは撤去して、洗濯機の位置を変えました。ボウルの大きな洗面化粧台になったので、洗濯の下洗いも近くて便利とのことです。内装にも木の質感を活かしました。
  • 【洗面室 収納】2方向に出入り口ができて、よかったことがあります。人が通るので、余計な物を床に置かなくなりました。洗剤類をしまうのは、手摺も兼ねた僅かな浅めの奥行きの収納で十分です。ところで、脱衣室の木の床は大丈夫なのかなんて思っていらっしゃいませんか。杉の厚さ3cmのオイル仕上げの床は、素足でもとても温かな踏み心地でさらっとしています。足拭きマットをこまめに乾かすなどの少しの事だけ気をつけていれば、とても気持ちよく過ごせます。
  • 【洗面室 廊下】
    既存廊下からの入り口です。もともとあった欄間のはめごろしガラスは活かしたまま、入口を改修しました。室内飼いの愛犬が、ご主人の部屋を通って回遊できる家になりました。
  • 【洗面室 廊下】
    大きな窓ではないけれど、横長で天井近くの窓へ改修したので、洗面室は改修前と比べて明るくなりました。チェーンで開け閉めできる窓です。
  • 【洗面室 洗面台まわり】
    既成品の洗面化粧台を杉で化粧してしまいました。機能はそのままなので、洗面器の中も明るく照らされるタイプで使いやすいはずです。浴室の入口にバリアフリーの引戸を採用したので、レールの掃除や湿気を考慮して、洗面台は鏡より幅を25cm狭い物にして、お手入れにも配慮しています。
  • 【浴室 ビフォー】
    大きな出窓が明るい浴室でしたが、換気のために窓を開け閉めするのに浴槽をまたがなくてはいけない危険がありました。明るさを活かしたまま、高齢でもなるべく安全な配置を目指します。
  • 【浴室 ビフォー2】
    換気のために窓を開けるのは、浴室にとってはとても良いこと。けれど、この窓のクレセントにはなかなか手が届きません。
  • 【浴室 アフター】
    洗面室から引戸で段差なく入れる浴室。思い切って湯船の向きを変えて、窓の開け閉めにも安全に手が届くようにしました。
  • 【浴室 アフター】
    座ることを想定したベンチカウンターがついているタイプのシステムバスを選択しました。座らなくても、広いカウンターとして使えて高さも高いので、使い勝手は良いです。ここに腰かけてから浴槽へ入ることもできます。
  • 【浴室 アフター】
    出入り口には浴室内と洗面室の両方に、縦に握れる手摺を設置。引戸の最大の利点は開けた扉がすっきりしていることです。浴室内の壁には歩き移動用の横棒手摺も取付けてあり、戸が邪魔にならないので、すぐに浴室の中の手摺に手を伸ばすことができます。
  • 【浴室への導線】
    足腰が弱くなってきたご主人は、腰掛けるスペースの無い洗面室での脱衣よりも自室での脱ぎ着が便利だとのこと。億劫になりがちだった入浴回数が増えたそうです。
    改修範囲はしっかりと断熱材を入れ替えていますので、床のバリアフリーのみではなく、温度のバリアフリー化もされて、安心な浴室になりました。